柳沢遺跡 その8
2008/06/03

銅鐸の画像は「長野県埋蔵文化センター公式ページ」より転用しました。
5月31日の記事の続きです。
今回の講演会で、僕が面白いなぁと思ったのは、次の3つ・・・
①どうして柳沢遺跡は、ここにあるのか?
②大阪湾型銅戈と九州型銅戈の違いは?
③発見された銅鐸の特徴は?
①おそらく、千曲川と高社山の存在だろうということ。
稲作と信仰との関係からか。
②血抜きの溝である樋のデザインだけでなく、精巧度の違い。
九州型の方が、巧みかつ肉厚。
③鐸身に流水文様。愛知県一宮市の八王子銅鐸と似ている。
同じ鋳型の可能性も。
弥生時代「クニ」どうしのネットワークは、僕が思っているより
広域だったようです。
県内蔵文化センター公式ホームページに詳細画像と
説明がなされています。↓是非、ご覧下さい。
http://www.grn.janis.or.jp/~maibun/index.html